昨日の住吉での譲渡会(主催=長崎わんにゃん会)に引き続き、今日は長崎市民会館前広場での譲渡会(主催=R&G長崎の保健所の命を救う会)のお手伝いに行ってきました。先々月・先月と、ふみはこちらの譲渡会に参加させていただき、こちらの顔を覚えてくださっていたボランティアの方々に「あれ、今日はふみちゃんは?」と訊ねられたのですが、今日は家でお留守番です。
こちらの譲渡会は、里親さんがねこ・いぬと対面できるのは11時からなのですが、元親さんの集合時間は9時、ボランティアさんはもっと早く8時10分集合です(今回は、さるねこ父はねこ家事ほかを片付けてから行ったので、10時ごろから手伝いましたが)。早く集まって何をしているのかというと、テント張りを含めた会場設営で、2時間かけて脱走防止柵のととのったりっぱな会場ができ上がります(で、終わってからも2時間かけて元親さんとボランティアさんで撤収します……が、元親さんはなんだかんだで早めに帰られることが多いので、実質ボランティアさんと少数の元親さんで片づけてます)。
設営・撤収は別にして今日のさるねこ父のお仕事は、元親さんの里親探しのフォローと勝手に自分で決めて、口之津からいらしていたモモちゃん(推定4ヶ月・♀)の元親さんのお手伝いに回りました。
元親さんが連れてこられたケージでは小さいので大型ケージを準備してお渡しし、場所を入口付近から最後尾近くへ移動して──入口近くだと「とりあえずいったん全部見てから~」と素通りされてしまって、正直なところ不利な気がします──里親希望者さんが回ってくるのを待ちました。
モモちゃんは1ヶ月ほど前に兄弟と一緒にまとめて海に捨てられていたそうです(なんてひどい話!!)。ほかの兄弟はみな亡くなっていて、1匹だけ生き残っていたのを「あんたんとこで飼わんね、今もう1匹飼っとるやろ」とご家族の知り合いから持ち込まれたそうなのですが、先住ねこさんとの相性が最悪に近く、先住ねこさんがストレスで1kgもやせてしまったので、「これでは先住ねこがかわいそうやっけん、絶対里親見つけて来て」ということになったとのこと(うちも他人事ではないのですが、そこまで深刻なわけではない)。
「もうあと1ヶ月くらい小さい子ねこだったらね……」といったんは通り過ぎられた里親希望者さんの家族が、一周ぐるっと回ってまた戻っていらっしゃって「前に飼っていた子に一番似ているから」と、かなり心が傾いていらっしゃるご様子。
(里親希望のお母さんに抱っこされるモモちゃん。ちょっとどきどきだけど、がんばってアピール!)
(里親希望の息子さんたちに抱っこされるころには、だいぶ慣れてきました。)
あれやこれやとお話しして、でも一番決め手になったのはやはり「前の子に似ている」ということと、人なつこくて明るい性格が里親希望さんの求めるのに合っていたこと、でした。というわけで、無事里親さんをゲット! よかった、よかった。
それから、もじゃりんローズさんが一時預かりをされていたヤマトくんも里親希望者さんが見つかりました。
先月の R&G・昨日のわんにゃん会にもいらして「運命のねこ」を探していたご家族のなかの娘さんが、ヤマトくんをずいぶんと気に入ってずっと抱っこ。ヤマトくんもおとなしく抱っこされて、周りからは「うらやましい~、わたしには全然抱っこされなかったのに」と羨望のため息が。
「一度うちに帰って、じっくりみんなで決めてから、里親になります」と言い残されていったんは帰られたのですが……しばらくして戻っていらして「やっぱり、もう、決めました」。……ということでこちらもめでたく新しいおうちが見つかりました。たぶん、とらきちさんのブログでお届けのようすがアップされると思います。
このほかとらきちさんのところの白山部長と乙葉ちゃんの写真を撮りました。
乙葉ちゃんは6枚組で。(決して白山部長をないがしろにしているわけではありません──だって乙葉ちゃん電池が切れないおもちゃみたいに動き続けているけど、白山部長は泰然自若だったから……ね?)
2時間近くの後。
乙葉ちゃん、めちゃめちゃ元気です。ふみみたい……。
ふ:呼びましたね?
父:いや、「ふみみたい」って言っただけ。
……途中、ふみが割り込みましたが、だいたいこんな感じで──あまり伝えられていない気もしますが──譲渡会は無事に終了しました。元親さんと里親さんの間で交わされる契約書類の手続きに1時間以上かかっていたことからもわかりますが、かなりの数のねこ・いぬが里親さんにもらわれていったようです。よかったですね。
さるねこ父は、このあと撤収を最後まで残り、スタッフに差し入れられたとんかつ弁当もちゃっかりいただいて、15時過ぎに帰りました。
2日続きの譲渡会のお手伝いはちょっと疲れましたが、なかなか有意義な週末でしたよ。